竹製温泉冷却装置「湯雨竹」
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他の冷却装置との比較
湯雨竹 | シェル&チューブ 式熱交換機 |
プレート式 熱交換機 |
プレート式 熱交換機 |
冷却塔 |
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素材 | ||||
竹 製 | チタン製 | チタン製 | SUS316製 | 密閉式 |
イニシャルコスト評価 | ||||
○ | × | △ | ○ | × |
ランニングコスト評価 | ||||
○ | × | × | × | △ |
冷却装置の取り扱い性 | ||||
○ | × | × | × | △ |
メンテナンス性 | ||||
○ | △ | △ | △ | × |
器械寿命、更新性 | ||||
○ | △ | △ | △ | × |
熱回収 | ||||
△ | ○ | ○ | ○ | △ |
地域環境性、話題性 | ||||
○ | △ | △ | △ | × |
総合評価 | ||||
○ | △ | △ | △ | × |
「渋の湯」では、水道料金が1/2以下に!
右表は、「湯雨竹ミニ」を設置した渋の湯の水道料金を設置前と設置後で比較したものです。設置前のデータは、自然に温度が下がりやすい1月下旬から3月下旬にかけてのもの。一方、設置後のデータは外気温が高くなり、温泉の温度が下がりにくくなる時期のデータです。
ちなみに、平成17年12月下旬~1月下旬の水道料金は約20万円だったとか。年間のデータはまだ調査できていませんが、「湯雨竹ミニ」の設置は、水道料金のコストダウンに大きく貢献するといえるでしょう。
「高温」や「加水」で悩む施設にベストな救世主。
”良質”や”鮮度”への影響を抑えて適温に。
従来の加水による冷却方法は、使用する水質や量により泉質変化や、温泉の本質的な特徴の一つ「還元系」という状態を失わせる懸念がありました。
「竹製温泉冷却装置」は、発生するエイジング(注※)を自然現象で起こる範囲内にとどめ、鮮度に影響を与えることなく、還元系のまま温泉を適温にします。本物志向が強まる昨今、「こだわりの温泉」を適温で提供できることは、何よりの強みです。他との差別化や集客アップにも結びつくでしょう。
(注※)ここでいう「エイジング」とは、温泉の老化現象を指します。ただし、泉質によっては条件に合致しない場合もあります。
(株)日本温泉総合研究所 森本 卓也